ABCからABMへの展開過程を軸に両者の関係を明らかにすることによって、ABMの意義について考察した。ABMをABCの単なる発展形態であると考えてはいけない。両者の目的を明確に区別してこそ、ABMの管理会計における原価管理としての機能が十分に発揮されることになる。