早稲田大学教育学部の選択科目である「生態学実習」において、実習内容の大幅な改定を行った。長野県軽井沢町や岐阜県高山市の研究・教育施設に宿泊し、植物生態学の基礎となる植生調査(毎木調査)、炭素収支の測定(ジャイアントシリンダー法、チャンバー法)を行った。私は新たに土壌学の基礎となる土壌断面調査を取り入れるとともに、ドローンを使った空撮や地理情報システム(GIS)を使った画像解析などの新しい手法も学生達に教授した。