本研究では、社会的養護を受けている子どもたち(スクールソーシャルワークに関わる子どもたち、児童養護施設の子どもたちなど)、学校に通う児童生徒たち、そして学校外の施設で生活する貧困層の子どもたちに焦点を当てている。それぞれの「場」における支援者(教員、施設職員、ソーシャルワーカーなど)に着目することで、貧困層の子どもたちの成長・発達の現状と、非認知的スキルを中心とした汎用的なスキルの習得との関係について分析している。