研究業績(講演・口頭発表・ポスター等)

基本情報

氏名 小倉 康之
氏名(カナ) オグラ ヤスユキ
氏名(英語) OGURA Yasuyuki

発表テーマ

ド・ロ神⽗の建築 —中世主義的意匠の導⼊過程について—

氏名

小倉康之

氏名英語

 

会議名

2023年度 第3回土山湾研究会 「日本における上海土山湾工房作品の流布と影響に関する研究」(科研費基盤研究B、研究代表者:郭南燕、研究課題・領域番号:21H00573)

実施年月日

2024/03/02

招待の有無

無し(通常講演)

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

明治大学文学部教授 郭南燕

開催地

東京(明治大学)

ID:NAID(CiNiiのID)

 

URL

概要

5. ド・ロ神⽗の建築̶中世主義的意匠の導⼊過程について̶ (16:50—18:00)
⼩倉康之(⽟川⼤学)
博学多才で知られるド・ロ神⽗は、建築の分野においても多くの優れた功績
を残した。⼤浦天主堂の拡張⼯事に関わった可能性が指摘されているほか、旧
羅典神学校、旧⻑崎⼤司教館などの建築が⼤浦に現存している。また、外海地
区には、出津教会堂、⼤野教会堂、旧出津救助院、旧鰯網⼯場などがある。建
築技術の⾯でも「ド・ロ壁」など、特筆すべき点が多い。堅牢性とデザイン性
を両⽴させたド・ロ神⽗の建築思想と技術は、その弟⼦である鉄川与助にも引
き継がれ、⻑崎の教会建築に多⼤な影響を与えた。本発表ではド・ロ神⽗の建
築に関する業績を概観し、「単塔式ファサード」に注⽬しながら中世主義的意
匠の導⼊過程について考察する。

備考

2023 年度 第3回⼟⼭湾研究会(⽇本語版)
「⽇本における上海⼟⼭湾⼯房作品の流布と影響に関する研究」
(科研費基盤研究B)

⽇時: 2024 年3 ⽉2 ⽇(⼟) 13:30—19:00 (⽇本時間)、
12:30―18:00(中国時間)
場所: 明治⼤学グローバルフロント3階403N 教室
(東京都千代⽥区神⽥駿河台2−1―23)
最寄り駅:JR・丸ノ内線御茶ノ⽔駅 、千代⽥線新御茶ノ⽔駅(徒歩2分)
アクセス:https://www.meiji.ac.jp/cip/international/map.html
Zoom オンライン参加: https://zoom.us/j/95680570852

研究会プログラム(⽇中両⾔語)
司会・通訳:郭南燕(明治⼤学)
13:30—14:00 本研究プロジェクトの進捗と今後の計画 郭南燕(明治⼤学)
14:00—14:40 ⼟⼭湾孤児院の⽊彫⾵俗⼈形——現時点の研究進捗と今後の課題
—— 中尾徳仁(天理参考館)
14:40—15:30 上海唐墓橋天主堂収蔵の⼟⼭湾作品に関する報告:⼤浦天主堂、
堂崎天主堂の収蔵品との⽐較 楊磊(思原編訳館)
(15:30—15: 40 休憩)
15:40—16:50 ヴァスール原画の江南イメージとド・ロ版画における変化
鄭巨欣(中国美術学院)
16:50—18:00 ド・ロ神⽗の建築——中世主義的意匠の導⼊過程について——
⼩倉康之(⽟川⼤学)
(18:00—18:10 休憩)
18:10—19:00 上海・⻑崎の教会建築の初歩的⽐較 楊磊(思原編訳館)

連絡先:明治⼤学⽂学部⽂学科⽇本⽂学専攻 郭南燕