研究業績(論文)

基本情報

氏名 森 文彦
氏名(カナ) モリ フミヒコ
氏名(英語) MORI Fumihiko

論文名

周辺視ディスプレイと振動デバイスを利用した歩行誘導効果と感覚統合のモデル構築

著者名

渡邊紀文, 森文彦, 大森隆司

雑誌名

知能と情報

出版者

日本知能情報ファジィ学会

28

3

開始ページ

606

 

終了ページ

616

発行年月日

2016/03

査読の有無

招待の有無

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

執筆形態

共著(筆頭者以外)

ISSN

1347-7986

DOI

https://doi.org/10.3156/jsoft.28.608

NAID(CiNiiのID)

130005165114

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概要

人間の歩行は,視覚,平衡感覚,体性感覚など多様な入力からの感覚運動経路を通って制御されている.しかし現時点ではその感覚運動経路についての詳細は明らかではない.そこで,本研究では,足元に振動刺激を与えることにより体性感覚を減衰させ,更に周辺視野にオプティカルフローを提示することにより視覚優位の自己運動感覚を発生させて歩行に影響を与える可能性を評価した.具体的には周辺視野に対して進行方向にオプティカルフローを呈示している状態から,フローを左右に変化させることで左右方向の自己運動感覚を与える.その際,体性感覚の自己運動感が振動により減衰していることで,自己運動感覚と逆方向に歩行することを確認した.本研究ではこの実験結果を基に,歩行における視覚と体性感覚の統合機構について検討した.

備考