ここでは,(1)白線領域の抽出,(2)自動車と白線の路面座標系上における相対位置の抽出, (3)自動車と白線の平行性の抽出が取り扱われている.道路環境の画像を取得するためにCOMTEEC社のドライブレコーダDC-DR410とトヨタ社の自動車“Rush”を使用した.実験データを得るために使用された道路は,東名高速道路である.東名高速道路において「ドライブレコーダと白線の相対位置」を求めたところ,最大誤差は,およそ2㎝以下であることが分かった.