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玉川大学リベラルアーツ学部では、学外実践実習として、学外の諸活動に参加できるプログラムを提供してきた。学生は、その活動を通じ計画性、主体性といった社会人基礎力を身につけ、活動報告書により学業にフィードバックし、社会経験を学修の機会につなげ一定の効果をあげてきた。他方、文部科学省、厚生労働省、経済産業省による「インターンシップ推進に当たっての基本的考え方」が17年ぶりに見直され、企業からはインターンシップ、教員採用試験ではボランティア活動を推奨される今、大学生の学外活動への参加は必定とも言えよう。即ち、大学にはより質の高い学外実習プログラムの提供が求められていると思われる。 そこで本研究では、先ずこれまでのプログラムの効果を中間報告の形でまとめたい。学生の感想や教員の手ごたえとして把握されてきた効果を記録検証することにより、個々のプログラムの質をさらに向上させ、また共同研究で調査結果を共有することによりプログラム間の密接な連携を図り、より質の高い学外実践実習の構築につなげたい。 |