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先に文部科学省は小学校中学年の外国語活動において、絵本を教材として取り入れることを発表し、3年生用に“In the Autumn Forest” 4年生用に “Good Morning”という2冊の絵本を作成し、研究開発校に配架した。しかし、これらの絵本には絵本の文学性や芸術性など絵本としての価値が考慮されているかどうか、甚だ疑問に感じるところである。 そこで、本発表では、”The Happy Day”( by Ruth Krauss, pictures by Marc Simont)(邦題「はなをくんくん」)と”The Wild Things Are” (Maurice Sendak)(邦題「かいじゅうたちのいるところ」)という2つのコルデコット賞受賞作品を取り入れた英語活動の様子を紹介しながら、英語教育ではなく英語絵本教育にふさわしい絵本の選定について考察をした。英語教育においても、優れた絵本を選ぶことで、子どもの豊かな感性を育み、想像力を十二分に引き出す。その表現手段としての言語活動の中で、英語という新たな表現を与えられ、異文化理解、さらには人間理解にもつながる本質的な総合教育が可能になると考える。 |