中国の民間芸術の種類は多岐にわたります。しかし、日本の多くの人は、アジアの芸術作品としてそれらを認識することはないように感じます。また、学校教育でも、「アジアの文化」を鑑賞教育に取り入れようとしていますが、教科書にすら取り上げられていません。それは、中国だけでなく、アジアを代表する韓国や台湾の民間芸術も同様です。 しかし、民間の生活の中で生まれてきた過程を見ていくと、非常に民族性が豊かに表現され、異文化理解には最も適した素材とも言えます。この魅力を伝えるための研究を行っています。