江戸時代後期における富士信仰を研究をしています。富士山においた様々な信仰や宗教は、どのようにこの庶民レベルの信仰へ影響を当たったかとは私の研究の問題意識です。具体的に、私は富士信仰で崇拝された、または富士信仰の縁起、曼荼羅、御札、お守り、などに出た神々を調査します。さらに、富士山自体、および全体の日本に関して富士山は、神聖な空間としてどのように「マップ」されましたかとも調査します。この信仰を通じて関東地方の庶民は、個人的、地理的、さらに宇宙的なレベルの現実の複雑な理解を開発できたと私は論じています。私はこれを「庶民のエピステーメー」と呼んでいます。