研究業績(論文)

基本情報

氏名 八木澤 桂介
氏名(カナ) ヤギサワ ケイスケ
氏名(英語) YAGISAWA Keisuke

論文名

ジャン=リュック・ゴダール『映画史』における過密化するモンタージュ技法についての分析

著者名

八木澤桂介

雑誌名

芸術研究:玉川大学芸術学部研究紀要

出版者

玉川大学

 

第15号

開始ページ

31

 

 

終了ページ

45

発行年月日

2024/03/30

査読の有無

招待の有無

記述言語

 

掲載区分

 

掲載種別

 

執筆形態

 

ISSN

 

DOI

 

NAID(CiNiiのID)

 

PMID

 

Permalink

URL

概要

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督、ジャン=リュック・ゴダールが製作した作品群の中でも、とりわけ特異な作品として挙げられるものに『映画史』がある。90年代のゴダールは、『ヌーヴェルヴァーグ』1)のような大衆映画としての側面を持つ作品を製作する一方で、これまでの彼のキャリアの集成とも呼べる長編映画『映画史』の製作に取り掛かり、8年の年月をかけて完成させた。本研究では、『映画史』より第二章『2A』を選択し分析を行う。その背景として、1978年にゴダールがモントリオールで行った『映画史』についての講義録を参考にしながら、ゴダールの製作意図や、創作上の方法論について整理する。その上で、ゴダールの特徴であるモンタージュ技法(諸イメージの並置)こそが、複数の映画からの引用と接続の中で、直接的に複数の視座を作り出す要因(単一の視点から紡がれた歴史には、必ず漏れがある)であり、であるが故に、ゴダールが考える「真の映画の歴史」を表現しうる形態であることを確認する。

備考