研究課題

基本情報

氏名 福山 太郎
氏名(カナ) フクヤマ タロウ
氏名(英語) FUKUYAMA Taro

研究課題

栽培時の光環境制御によるペパーミント芳香成分濃度の定量制御技術の開発

キーワード1

環境制御

キーワード2

二次代謝物

キーワード3

植物工場

研究分野1

農業環境・情報工学

その他の研究分野1

 

研究分野2

分子生物学

その他の研究分野2

 

研究分野3

園芸科学

その他の研究分野3

 

研究態様選択

個人研究

研究期間(開始日)

2023/04/01

 

研究期間(終了日)

2024/03/31

助成金・補助金

助成金

助成金・補助金名

奨励研究助成

助成金・補助金採択年度

2023

助成金額・補助金額

1000000

助成金資金提供機関名

公益財団法人ロッテ財団

助成金資金区分

財団等助成金

補助金研究課題番号

 

掲載誌

 

次年度予定

 

研究制度

 

提供機関

 

代表者

 

連携研究者

 

研究種目

 

配分額(総額)

 

配分額(直接経費)

 

配分額(間接経費)

 

Permalink

研究概要

本研究の目的および課題は、ペパーミント栽培時の光環境条件から、芳香成分濃度を連続的に予測できる統計または機械学習モデルの構築である。すなわち、ペパーミント栽培時の環境条件を変えることで、ペパーミントの「香り」を自在に制御できる技術の開発を目指す。背景として、ペパーミントの品質要素の一つである「香り」は、複数ある芳香成分の濃度バランスにより決定される。この濃度バランスの制御には、芳香成分濃度を定量的に制御する必要がある。芳香成分濃度の定量制御を行うには、栽培時の環境条件から芳香成分濃度を予測する手法が求められる。
本研究の成果により、栽培時の環境条件を制御できる人工光植物工場を用いたペパーミント生産者は、生産者が望む任意の「香り」を生産物上に発現させる有効な手段の一つとなる。さらに、本技術は「食の安全性」や「ヒトの健康」を担保する技術として社会に貢献する。なぜなら、本技術を用いて作物の代謝物濃度を個別に制御することで、ヒトに有用な成分濃度は増加させ、ヒトに害を与える成分濃度は低く抑えることが可能になるためである。