教員情報

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プロフィール

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所属

• 玉川大学　農学部　生産農学科

職名

• 教授

その他の所属

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取得学位

• 博士（農学）　東京農工大学　1999/03

研究分野

• 動物生理・行動　　行動　生体アミン　脳　ホルモン　ニューロン　繁殖　社会性昆虫

研究課題

• 昆虫の生体アミン類による行動や繁殖に与える影響　　様々な昆虫種における生体アミンの行動や繁殖生理への影響を明らかにする。生体アミン類は主に中枢神経系の特定の細胞で合成され、行動を修飾することが知られているが、体液を介して直接、あるいは間接的に末梢器官に作用し、生殖を含む昆虫の活動に影響を与える。本研究では、生体アミンと行動・繁殖生理との関係を種間で比較し、その一般性と各種における適応を調査する。
• 社会性昆虫におけるモノアミンを介した脳と末梢器官の相互情報伝達機構に関する研究　　
• 社会性昆虫における繁殖制御機構に関わる比較研究　個人研究　社会性昆虫の繁殖制御機構の解明は繁殖分業の進化を知る大きな手がかりとなり、社会性進化の解明にも貢献すると考えられる。昆虫の繁殖制御は血中ホルモンである幼若ホルモンと脳内物質であるドーパミンの相互作用で行われているが、高度に社会性を進化させたハチ類では、その制御機構が異なる。本研究では、高次真社会性ハチ類から単独性ハチ類の種までの繁殖制御に関わる神経・内分泌機構を調査し、比較することにより、その進化を考察する。
• 社会性昆虫の繁殖制御に関わる神経・内分泌機構の進化学的研究　個人研究　
• 社会性昆虫のカースト転換期に起こる神経系の再構成過程　個人研究　

経歴

• 2017/04/01　～ 現在　　玉川大学　農学部　教授
• 2013/04/01　～　2017/03/31　玉川大学　農学部 生物資源学科　准教授
• 2008/04/01　～　2013/03/31　金沢工業大学　バイオ・化学部 応用バイオ学科　准教授
• 2004/04/01　～　2008/03/31　金沢工業大学　情報フロンティア学部 生命情報学科　講師
• 2002/04/01　～　2004/03/31　独立行政法人 農業生物資源研究所　　博士研究員

出身大学院

• 東京農工大学　生物生産学専攻（博士課程）　修了　1999/03
• 東京農工大学　生物生産学専攻（修士課程）　修了　1996/03

出身大学

• 東京農工大学　農学部　生物生産学科　1994/03　卒業

教育に関する資格・免許

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所属学会

• 日本応用動物昆虫学会　　　　
• 日本進化学会　　　　
• 日本比較生理生化学会　評議員，将来計画委員，行事委員，行事委員長，編集委員　　　
• 日本動物行動学会　　　　

委員歴

• Frontiers in Insect Scince (Frontiers Journal), Associate Editor　2022/04　～ 現在　
• 日本比較生理生化学会　編集委員　2022/01　～ 現在　
• Frontiers in Insect Science (Frontiers Journal), Review Editor　2021/01　～　2022/04
• Insects (MDPI), Editorial board member　2020/04　～ 現在　
• 日本比較生理生化学会　評議員　2020/01　～ 現在　

受賞学術賞

• 日本比較生理生化学会 吉田奨励賞　2008/07/20
• The prize of superior poster of 2003 joint meeting of JSSS and KSSS　2003/11/21

研究業績（論文）

• Impact of a worker bee thoracic ganglion RIC-3 variant on the actions of acetylcholine and neonicotinoids on nicotinic receptors in Apis mellifera　Pest Management Science　Takebayashi, M., Mori, S., Ito, R., Takayama, K., Ojima, H., Takeuchi, M., Takahashi, H., Yamamoto, N., Egawa, R., Kimura, Y., Ihara, M., Sasaki, K., Sattelle, D. B., Matsuda, K.*　2024/07
• Caste-specific development of the dopaminergic system in bumble bees (Bombus ignitus)　Journal of Insect Physiology　Onuma, T., Sasaki, K.*　2024/06
• Physiological specialization of the brain in bumble bee castes: Roles of dopamine in mating-related behaviors in female bumble bees　PLoS ONE　Morigami, A., Sasaki, K.*　2024/03
• Transcriptomic comparison between strains selected for higher and lower mobility in the red flour beetle Tribolium castaneum　Scientific Reports　Matsumura, K.*, Onuma, T., Kondo, S., Noguchi, H., Uchiyama, H., Yajima, S., Sasaki, K., Miyatake, T.　2024/01
• Caste-specific storage of dopamine-related substances in the brains of four Polistes paper wasp species　PLoS ONE　Sasaki, K*., Yoshimura, H., Nishimura, M.　2023/01

研究業績（Misc）

• ミツバチの社会性進化　繁殖分業を獲得したミツバチとその仲間たち　佐々木　謙　生物の科学　遺伝　　73　6　579　～　584　2019
• 特集　「ミツバチの生物学」　ミツバチの行動と生態および生活史　佐々木謙・原野健一　昆虫と自然　ニューサイエンス社　53　6　9　～　12　2018
• 特集 「昆虫の社会性進化」　総論　研究者を惹きつける社会性昆虫　佐々木　謙　昆虫と自然　　52　　2　～　4　2017
• 社会性ハチ類における脳内ドーパミン制御機構の性差　佐々木謙　昆虫と自然　　51　　36　～　38　2016
• アシナガバチの繁殖や性行動を調節する脳内物質　佐々木謙　昆虫と自然　　48　　14　～　17　2013

研究業績（著書）

• 教養としての脳：環境に適応する昆虫の微小脳（坂上・小松・武藤 編）　佐々木謙　共立出版　14章　2024/04　分担執筆
• Factors that affect reproductive states in female eusocial Hymenoptera. Advances in Animal Science and Zoology, (ED.) Owen P. Jenkins　H. Yoshimura, K. Sasaki*　NOVA Science Publishers　Chapter 3 (p133-161)　2020　分担執筆
• Reproductive physiology of male honey bees. Advances in Animal Science and Zoology, (ED.) Owen P. Jenkins　K. Sasaki*　NOVA Science Publishers　Chapter 2 (p37-59)　2019　分担執筆
• Monogyny and polygyny: plasticity of a number of queens in a colony in arboreal species. Advances in Animal Science and Zoology, (Ed.) Owen P. Jenkins　K. Sasaki*, S. Koyama, T. Satoh　NOVA Science Publishers　Chapter 4 (p153-173)　2018　分担執筆
• Social behaviors modulated by tyramine and octopamine in insects. Biogenic Amines (BA): Origins, Biological Importance and Human Health Implications, (Ed.) Joanna Standnik　K. Sasaki*　NOVA Science Publishers　Chapter 9 (p313-336)　2017　分担執筆

研究業績（講演・口頭発表・ポスター等）

• クロマルハナバチの脳の特殊化：ドーパミン濃度のカースト差とその役割　第68回日本応用動物昆虫学会大会　2024/03/31
• クロマルハナバチ雌における脳内ドーパミン系のカースト差の形成過程　関東昆虫学研究会第7回大会　2023/12/15
• セイヨウミツバチワーカーにおける栄養摂取による毒液アミン量の影響　関東昆虫学研究会第7回大会　2023/12/15
• クロマルハナバチのワーカーの分業と脳内アミンの関連性　関東昆虫学研究会第7回大会　2023/12/15
• 真社会性ハナバチ類における雄の繁殖行動と生体アミン　ミツバチサミット2023　2023/11/18

研究業績（その他）

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研究業績（特許）

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海外出張

• 客員研究員　Department of Zoology, University of Cambridge　2000/10　～　2001/09
• 客員研究員　Department of Zoology, University of Cambridge　1996/04　～　1997/03

海外研究活動

• 2020
• 2019
• 2018
• 2016
• 2014

特別研究学生受入

• 2018　Theo Robert (Ph.D.)　日本学術振興会　外国人特別研究員　欧米短期　　農学部　2018/12　～　2019/12

担当経験のある科目（Researchmap表示用）

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担当授業科目（通学課程）

• 2024　1　生産農学演習 B　0　学科科目　演習　農　17　
• 2024　1　卒業研究 A　0　学科科目　演習　農　17　
• 2024　1　卒業研究 I　0　学科科目　演習　農　1　
• 2024　1　資源生物学演習 II　0　院科目　大学院　農　1　
• 2024　1　資源生物学研究 II　0　院科目　大学院　農　1　

担当授業科目（通信教育課程）

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その他授業

• 2022　特別講義　総合研究大学院大学　「先導科学考究」　担当　総合研究大学院大学学生
• 2021　特別授業　叡明高等学校での特別授業　叡明高等学校2年生
• 2020　特別講義　東京農工大学農学府・農学部　「神経生物学」　担当　東京農工大学農学部学生
• 2019　特別講義　東京農工大学農学府・農学部　「神経生物学」　担当　東京農工大学農学部学生
• 2018　特別講義　東京農工大学農学府・農学部　「神経生物学」　担当　東京農工大学農学部学生

教育の工夫・教科書・その他特記事項

• 2021　研究室紹介「研究室訪問　社会性昆虫」，全人，7/8月号，no. 862, p22-23　2021/07
• 2019　研究室紹介「ゼミナール・ラブ　ミツバチの行動を脳内物質でコントロール」，サンデー毎日，8.11号．　2019/08
• 2019　指導書執筆「改訂　生産農学実験書　～基礎生物学実験～」（共著）　2019
• 2019　学術資料解説「教員と研究者が読み解く　グールド鳥類図譜の魅力」，全人，9月号，No. 841, p11　2019/09
• 2015　研究室紹介　「ハチを調べるため飼育から解剖まで学内で」，高2 My Vision，7月号，p44-45　2015

発表・講演

• 2020　学外向け　「ミツバチサミット2019」の印象記
• 2018　学外向け　2018サイエンスサマーキャンプ実施報告

引率・実習

• 2019　学生引率　フィールド管理実習Ⅲ（箱根演習林）　生物資源学科4年生　42　2019/05/10　～　2019/05/12
• 2018　学生引率　フィールド管理実習Ⅲ（北海道弟子屈農場）　生物資源学科3年生　22　2018/08/16　～　2018/08/24
• 2017　学生引率　進路開拓研修　農学部生物資源学科2年生　70　2017/09/08　～　2017/09/09
• 2016　学生引率　能・狂言鑑賞　農学部生物資源学科1年生　30　2016/09/17　～　2016/09/17
• 2016　学生引率　クリスマス礼拝・音楽祭　農学部1年生　30　2016/12/20　～　2016/12/20

課外活動等

• 2016　課外活動等の指導　玉川マッチデ—での昆虫展示　学生指導・引率

社会活動

• 学外機関の委員会等　イスラエル科学財団 (The Israel Science Foundation)　国際科学研究費評価委員　2020　　
• 学外機関の委員会等　アメリカ合衆国 国立科学財団 (The National Science Foundation USA)　科学研究費評価委員　2020　　
• 集会運営時の役員・座長等　ミツバチサミット2019　運営委員　2019/01　～　2019/12
• 学外機関の委員会等　イスラエル科学財団 (The Israel Science Foundation)　国際科学研究費評価委員　2018　　
• 学外機関の委員会等　日本比較生理生化学会第38回東京大会　公開講座　企画委員　2016/01　～　2016/09

社会貢献活動

• 高校生ウェブコンテストのための取材協力　　2019/10/26　～　2019/12/18
• テレビ番組制作の協力と出演　所さんの目がテン　2017/05　～　2017/11

芸術・スポーツ業績

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