英語教育のカリキュラムにアクティブラーニングとプロジェクトベース学習の導入と21世紀のスキル(コラボレーション、批判的思考、創造性、コミュニケーション力)のアセスメント法を研究テーマにしています。
そのほか、同時バイリンガルと継続バイリンガルの参照表現をナラティヴにおける言語間分析と比較をしています。ELF-Informed カリキュラム開発とBELFビジネスELFカリキュラムの研究もすすめています。最近の研究は国際バカロレア教育を受ける日英バイリンガル生徒の批判的思考・説得型談話能力の発達。本研究では、IB校にて主に英語で教科教育を受けた日英早期継続バイリンガル大学生の各言語における説得型エッセイデータを収集の上、談話構造とそれを支える批判的思考力を分析し、1)各言語の談話構造とそれぞれの言語文化規範との関係、2)学習言語である英語の談話構造・批判的思考と日本語の談話・思考との関係、3)各言語の能力(ドミナンス)と談話構造・思考との関係、の3つの観点からその特徴を明らかにする。