本稿では、第一に1950年代から2000年代中期までの米国における教育改革を連邦やそのファクターが如何なる社会状況のなかで、どのようにリードしてきたかについて言及し、第二に、ミネソタ州における主要な教育改革手法としての学校選択制度を取り上げその成果を検証し、第三に、2002年に成立したNCLB法に則ったミネソタ州におけるアカウンタビリティ・システムの概要を明らかにした。