本稿は、日本教育制度学会第10回大会の課題別セッションⅢとして企画された。司会者としてフロアから出た質問とその返答をまとめ、課題などを提示するという構成になっている。諸外国からの教訓は、外部評価を一方的に実施するだけではなく、被評価者の異議申し立て制度の必要性や、評価と支援のネットワークづくりなど、今後の日本における学校評価システム構築に有益な意見が多く出された。