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学会創立50周年・紀要第50号記念特別企画として企画された「教育経営学会のあゆみとこれからの展望」において、筆者に課されたテーマは「これからの日本教育経営学会に研究面において期待すること」であった。タイトルとしても掲げている二つの「つながり」の一つは同学会の役割である。具体的には各会員による教育現場への貢献と教育現場に有用な研究の蓄積が期待されている役割とした。「つながり」としての二つ目は、同学会と社会との関係性について言及しており、詳細に言えば同学会と社会による危機意識と相互理解を深めた後の研究・実践が、社会の中でも特に、子どもの学びに影響を与えることができることを期待するとした。そして、上記の「つながり」をつくっていく核は、タイトルにもあるように、「子ども中心主義」だと結論付けた。 |