分担部分では、まずいじめなどの日本の学校教育の課題について言及した。次に日本の学校選択制度の導入過程と実態を明らかにし、米国ミネソタ州のチャータースクールを事例として、必ずしも選択を強いられない学校選択制度の実態を紹介し、日本における競争原理を超えた学校づくりの可能性について考察し、児童生徒や保護者とともに教師が学校を主体的に作っていくことによって、多様な尺度に基づく学校づくりを提案した。