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研究の目的は、小学校高学年の体つくり運動領域における持久走について「体育授業プログラム」を開発し、「体育授業プログラム」を活用した授業が、児童の運動有能感得点、並びに、診断的・総括的授業評価得点に及ぼす効果を検討することであった。小学校2校計9学級の第5学年及び第6学年の児童241名を対象に効果を検証した結果、次の3点が示された。第1に、運動有能感得点については、合計得点、並びに、下位因子「統制感」及び「受容感」の得点において、単元後に有意な向上が認められた。第2に、診断的・総括的授業評価得点については、合計得点、並びに、下位因子「たのしむ(情意目標)」、「まなぶ(認識目標)」、及び、「できる(運動目標)」の得点において、単元後に有意な向上が認められた。第3に、授業者である教師の体育授業に関する専門性の差異から検討した結果、運動有能感得点及び診断的・総括的授業評価得点のいずれにおいても単元後に有意な向上が認められた。 |