研究業績(論文)

基本情報

氏名 久保田 善彦
氏名(カナ) クボタ ヨシヒコ
氏名(英語) KUBOTA Yoshihiko

論文名

二次元マトリックスによる仮説の外化と操作に関する研究 : 小学校6年生「水よう液の性質」の実践から

著者名

平澤 林太郎, 久保田 善彦, 鈴木 栄幸, 舟生 日出男, 加藤 浩

雑誌名

理科教育学研究

出版者

日本理科教育学会

49

2

開始ページ

59

 

 

終了ページ

65

発行年月日

2008/11/30

査読の有無

招待の有無

記述言語

日本語

掲載区分

 

掲載種別

 

執筆形態

 

ISSN

13452614

DOI

 

NAID(CiNiiのID)

1.10008E+11

PMID

 

URL

概要

近年,理科実験において,学習者が自分たちの仮説を外化し,操作することの効果が報告されている。本研究では,仮説に対する自信と証拠の程度を二次元マトリックス上に外化する学習活動を提案した。その授業実践から,学習者の学びの様相を明らかにした。学習者は,仮説を操作するツールとして同期型CSCLシステムを利用し,実験結果の書かれた表と二次元マトリックスを行き来しながら学習を進めていた。二次元マトリックス上の移動は,証拠軸は成功した実験数によって,自信軸は仮説の確証を得ることで移動をする。教師は,このような特徴を理解することで,二次元マトリックス上の仮説ラベルの位置や移動経路から,学習者の実験活動や考察の進行状況を把握できると考える。

備考