神戸大学農学部が提供する「土壌生化学」の講義の大幅な改定を行った。これまでは土壌の分類や生成過程といった古典的な土壌学が主体の講義だったが、これまでの講義内容に加え、土壌微生物・動物の分類、土壌生物と土壌の相互作用、土壌生物を含めた土壌全体の機能といった生物学的な知見を取り入れることで、生化学としての意義が高まった。