本研究では、どのような観光地経営のあり方、仕組み、推進体制が必要なのかについて考察。多様な関係者の協働を促す観光地域づくりの担い手として注目される日本版DMOの現状についての整理と、タイのCBTについて、北部ナーン県の取り組み事例を中心に、その特徴などについて整理し、その特徴や課題をもとに比較分析した。
日本版DMOのように国が制度設計を行い、観光事業関係者を中心としたガバナンス型の観光地経営がよいのか、それとも、タイのCBTのようにコミュニティ主体のボトムアップ型の観光地経営の方がよいのかについて整理・分析した。