研究業績(論文)

基本情報

氏名 阿部 隆行
氏名(カナ) アベ タカユキ
氏名(英語) ABE Takayuki

論文名

異質協働的な授業研究会における教師の学びのプロセスについて

著者名

阿部隆行

雑誌名

東京国際大学論叢 人間科学・複合領域研究

出版者

東京国際大学

 

第4号

開始ページ

 

 

 

終了ページ

 

発行年月日

2019/03/31

査読の有無

招待の有無

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(大学、研究機関紀要)

執筆形態

単著

ISSN

 

DOI

 

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概要

本研究では,現職教師と学生との異質協働的な授業研究会におけるかかわりの変容プロセスと 学びに影響を与える要因を明らかにすることを目的とした。その結果以下の 3 点が明らかとなっ た。1)異質協働的な授業研究会の初期段階において現職教師は,学生との間に距離感,ギャップ, ジレンマなど対人的葛藤を抱えていた。2)現職教師と学生のかかわりが変容するきっかけとして, 現職教師の歩み寄り,ナレッジ・ブローカーによるブレークスルー,学生からの刺激などが見ら れた。3)授業づくりの方向性を決めるキーワードや教材,学習指導案の原案,事前授業における 子どもの反応など,授業検討の中心的議題となる具体物(境界人工物)を共有したことで,バラバラだった組織がまとまり始め,上下関係のないフラットなコミュニティが醸成された。

備考