研究業績(論文)

基本情報

氏名 阿部 隆行
氏名(カナ) アベ タカユキ
氏名(英語) ABE Takayuki

論文名

異学年集団による選択制球技における生徒の学びについてー学年間及び種目間の比較を中心にー

著者名

阿部隆行,藤川和俊

雑誌名

玉川学園・玉川大学健康・スポーツ科学研究紀要

出版者

玉川大学教育学部 健康教育研究センター

 

第23号

開始ページ

59

 

終了ページ

63

発行年月日

2023/03/31

査読の有無

招待の有無

記述言語

日本語

掲載区分

国内

掲載種別

研究論文(大学、研究機関紀要)

執筆形態

共著(筆頭者)

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NAID(CiNiiのID)

 

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概要

本研究の目的は,中学校の異学年集団による選択制球技の授業を分析し,異学年との関わり合いを通した生徒の学びや各種目における学びの様相の差異を明らかにすることである。公立中学校における3学年合同の選択制球技の授業を対象とし,生徒の感想文の記述の分析から,異学年との関わり合いや授業を通した生徒の学びの様相,種目間の共通点及び相違点を検討した。学年間の特徴として,1年生は自己の技能や状況判断に注目する傾向があること,2年生は3年生の言動に注目する傾向があること,学年が上がるほどチーム全体を意識する傾向があることが明らかになった。種目間の共通点として,「チーム」,「コミュニケーション」,「声」などといった語が多く確認された。また,相違点としては,ソフトバレーボールでは「チーム」に関わる語が,アルティメットでは「状況判断」に関わる語が,3on3とフットサルでは「運動技能」に関わる語が多用されていたことも明らかとなった。

備考