3D地形の教育的効果について、従来の教材より探究的な学ぶを促し、身体的経験により認知を促す可能性が明らかになった。2Dに高さの次元が加わることで複眼的な鳥の目の視点が生まれ、高さを変更してデフォルトすることで地形の特徴をとらえやすくなる。その結果、「社会的な見方・考え方」による整理が容易となり、探究活動で不可欠な自分自身の視点が獲得できるようになる。同時にそれを教材とする教師自身の視点や背景知識、課題設定力が問われる。教師教育における3D地形の制作は、見方・考え方、視点の獲得を重視した新たな指導観(新たな教師像)の形成にも有益である。