・直立して静かにまわる状態を鑑賞することを目的として開発した独楽である。透過性のあるアクリル材を主な部材に用いることによって、回転によりおこる変化を目立たなくさせた。また、歳差と呼ばれる独楽独特の運動特性による影響をできるだけ低減させるために、床面と接する回転軸の先端部分の形状を工夫した。さらに、独楽の上下の形状を全く同じにすることで、静かに水をたたえる湖面への映り込みをイメージさせることもデザインを考える上で意識をした点である。
・展示会にて発表する(2024.6.13~2024.6.18:アートーイ 2024
・個人制作