・子どもが初めて出会う独楽ということを想定してデザインを考えた作品である。軸を指先でつまみ上げてまわすという動作は、独楽と初見の幼児にとっては難易度が高いものである。そこで、通常は独楽の中心に通す棒状の軸を直径25ミリのガラス球にかえて、指先の動作が拙い幼児でもわずかに触れただけで容易にまわせるようにした。独楽の形状は白を基調とした正方形とし、指をかけやすくするために数か所の穴をあけたが、それがデザイン上のアクセントとなり玩具としての魅力を高めている。
・展示会にて発表する(2024.6.13~2024.6.18:アートーイ2024)
・個人制作