Example of Education Method

Basic information

Name SHIMOMURA Yasuhiro
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code 5000098973
researchmap agency

Matter

教育内容・方法の工夫

Start Date

2019/04

End Date

Summary

【二年次セミナー202】企業研究のグループワークの設計: 
◆ 二年次セミナーは二年生の担任6クラス(定員30名前後)で編制された通年の必修科目で、秋学期の前半はキャリア教育の一環として、企業研究を実施している。この企業研究について、(1)東洋経済新報社『就職四季報』の活用と、(2)各クラスで実施するグループワークの標準設計を実施した。

◆ 『就職四季報』は東洋経済新報社から年1回発行されている書籍で、各業界の主な会社について、待遇の実情を判断するための多数の情報が網羅的に掲載されている。これについて見るべき数字として、採用人数、採用実績校、3年後離職率への注目を促す。また比較の基準を提示したうえで、夏休みの課題として、「おすすめの企業」の候補の選出を課す。
◆ 上記夏季課題を踏まえ、秋学期の前半では「(リベラルアーツ学部の就活生に)おすすめの企業」を選び、コスモス祭のポスターを作成するグループワークを実施する。グループワークで中心となる作業は、公開データによる同業他社との比較である。企業研究では一社単体だけ見るのではなく、同業他社との比較を行ってこそ、得られる気づきは大きい。
◆ グループワークはまず4~5人ほどの班を編制し、各自の夏季課題から1社を選び、班で研究する企業を決める。そのうえで企業研究の作業工程を労働調査、業績調査、商品調査の三つに分けて調査項目を明示し、各班での担当者を決めてもらう。
◆ 調査結果は成績評価につながる課題としてBlackboard経由で提出させ、作業の進捗を担当教員が管理できるようにしている。班長については、これらの調査結果をポスターにまとめることで課題とする。
◆ このグループワークで重視しているのは、誰でもアクセスできる公開データを収集し、加工し、意味のある情報にまとめる過程の経験である。特に、企業のホームページにあるIR情報(投資家向け広報)に注意を促し、ここに記載されている決算短信や有価証券報告書の活用に挑戦してもらう。これについてはより専門的な知識を補うため、秋学期開始時の二年生研修行事で、外部講師から手ほどきを受けている。