本研究では、玉川学園の幼稚部から小学部(低学年)に在籍していた幼児、児童の身長・体重のデータを用い縦断的調査を行い、生まれ月の違いによって、どの程度の体格差がみられるか検討することを目的とした。
被験者
2000 年から 2018 年にかけて、玉川学園幼稚部、小学部(低学年)に所属していた幼児ならびに児童の、 同一被験者における 5 年間の身長、体重データを対象とした。対象データは、2000 年に幼稚部へ入園(3 歳)し、小学部の 4 年生(9 歳)まで、定期的に実施している健康診断記録の身長、体重データの欠損値がない男子 226 名、女子 154 名、計 380 名分であった。
結果
女子の身長は、すべての年齢において、4~6 月生まれ、7~9 月生まれと 1~3 月生まれの値に、有意な差が認められた。 女子の体重は、4~6 月生まれはすべての年齢で、7~9 月生まれは 3 歳から 7 歳の値において、有意な差が認 められた。BMI は、すべての年齢において、有意な差が認められなかった。男子の身長は、すべての年齢において、4~6 月生まれ、7~9 月生まれと 1~3 月生まれの値に、有意な差が認められた。男子の体重は、 4~6 月生まれは 3 歳から 6 歳、7~9 月生まれは 3 歳において、有意な差が認められた。BMI については、女子と同様に、すべての年齢において有意な差が認められなかった。