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Basic information
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| Name | KURITA Eriko |
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現代のガラス工芸において、色ガラスは酸化金属を添加し発色させ、用いるのが一般的となっている。多くの教育機関や作家は、バッチやカレット等を業者から購入し、ガラスを着色したい場合はそこに一般的に知られている材料となる酸化金属を投入し着色をおこなっている。しかし、近年では、地域の特産品を用いたガラスが各地で制作されるようになった。丹波の黒豆の灰を添加し着色した「黒豆硝子」や、遠野市のホップの灰を添加した「グラスホップ」が制作され地域振興として話題となっている。しかし、そういった植物灰によるガラス着色については、菅見の及ぶ限りほとんど資料が存在しない。しかし、本国の歴史的な背景を見ても、植物灰で作られたカリガラスは多く出土しており、陶芸では植物灰の自然釉は現在でも親しまれていることから、植物とガラスの親和性を筆者は感じている。 本研究は、執筆者の勤務校である玉川大学の農学部で栽培されている植物(バナナやお茶等)の伐採材もしくは剪定時に出た枝葉等を灰にし、それらをガラスに添加し植物による発色に違いをまとめたものである。 できた植物ガラスは化学分析を行い、成分の違いも明らかにする。 また、溶解時間の経過と共に、ガラスの色や性質が変異することがわかった。 今後、本論文を皮切りに長期にわたる実験を今後行うことによって、より安定した発色方法を模索するものである。