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Basic information
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| Name | MINAMI Yoshinori |
| Belonging department | |
| Occupation name | |
| researchmap researcher code | 1000228758 |
| researchmap agency |
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屈斜路湖に分布するマリゴケは,1969 年7 月11 日に弟子屈町の天然記念物に指定されている.しかし,以前酸性であった湖は時が経つにつれて中性化し,生育する植物が変化したことで,マリゴケを構成する植物もウカミカマゴケからクロカワゴケに変化した.そこで本研究では,マリゴケの現状,形成場所や環境の把握,構成種と考えられるコケ類の生育環境や状況を明らかにし,マリゴケの分布域やマリゴケを構成するコケ類の生育環境を保全するための一助とすることを目的とする.調査は,湖底植物の採集やマリゴケの構造の観察,水質,表層水流を測定した.採集した湖底植物の多くはクロカワゴケであったが,一部の地点では採集された植物体にウカミカマゴケが含まれていた.また,湯川を流れる温泉水の影響により,地点Dの湖水は酸性であり,ウカミカマゴケの生育に適した環境であった.
屈斜路湖の大半は中性化しているが,一部は過去の水質が保たれている.以上のことより,現在生育が確認されている湖底コケ類の保全のために,人の侵入を減らすことや人工物を構築しないこと,とくに湖底植物が生育する場所への立ち入りの禁止を提案したい.