教育方法の実践例

基本情報

氏名 下村 恭広
氏名(カナ) シモムラ ヤスヒロ
氏名(英語) SHIMOMURA Yasuhiro
所属 リベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科
職名 教授
researchmap研究者コード 5000098973
researchmap機関

事項

教育内容・方法の工夫

年月日(開始)

2021/04

年月日(終了)

概要

【一年次セミナー101】 インタビュー・プロジェクト「一冊の本をめぐる対話」の企画と実施: 
◆新型コロナウイルスの影響により、2021年度の一年次セミナーでも、以前実施していたような宿泊型の研修(箱根研修)の実施は見送られた。そこで、その代替として、一冊の本に関するインタビューという体裁で学部教員へのインタビュー・プロジェクトをグループワークとして企画・実施した。 
◆インタビュー・プロジェクトの実施手順は以下の通りである。
(1)先生方に「新入生にお勧めの一冊」を選んでいただく。
(2)学生にインタビュー対象を選ぶための教員リスト(=ブックリスト)を提示し、事前に検討してもらう。各班でインタビュー対象の希望を選んで提出、全体で調整の上対象者を確定する。
(3)インタビュー対象者が決まったら、その教員が勧めている本を各自で購入して読む。読んで得られた知見、改めて生じた疑問を書き出し、さらに教員への質問案を疑問文で作成する。
(4)グループワークで感想や疑問を交換し、最も重要な疑問を明確化し、それを明らかにするための複数の質問を作成する。
(5)事前準備を計画書にまとめ、アポ取りに入る。 
◆このインタビュー・プロジェクトの意義は次のようにまとめられる。
(1)一冊の本についてのインタビューを計画・実施する過程で、ひとりで読むよりもより多角的で深い読書を体験できる。簡便な読書会の体験ともいえる。
(2)本が指定されることで、事前準備の範囲が明確になる。各学生にとって何をどこまでやればよいのか、具体的で分かりやすい。それに応じて、インタビューで何を得られたのかも明確になる。
(3)本が指定されることで、聞き手と話し手とで対話の論点や文脈も明確になるので、インタビューの難易度が下がる。