近年のスマートフォン等の急速な普及に伴い,高い利便性を得る一方,児童生徒が,無料通話アプリや SNS(ソーシャルネットワーキングサービス),オンラインゲーム等の利用などを通じて,長時間利用による生活習慣の乱れや不適切な利用によるいわゆる「ネット依存」や,ネット詐欺・不正請求などの「ネット被害」,SNS によるトラブルなど,情報化の進展に伴う新たな問題が生じている。文部科学省では,こうした状況を踏まえ平成 25 年度に「情報化社会の新たな問題を考えるための教材」を作成した。その後に生じた情報化の進展に伴う新たな課題に対応するため,このたび動画教材を追加するなど内容を一層充実するとともに,保護者に対する啓発教材も作成した。一連の資料が授業における指導実践や保護者をはじめ幅広く情報モラルに関係する方々に積極的に活用されることなどにより,児童生徒が適切に ICT(情報通信技術)を活用し,情報社会を安心・安全に生き抜くための能力や態度が育成されることを願っている。