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東京音楽学校にパイプオルガンが導入された際、オルガン教授と演奏を担っていた眞篠俊雄(1893-1979)と中田章(1886-1931)。彼らの楽譜コレクションが発見された。眞篠の楽譜群にはベルリン留学時のものが含まれ、当地のオルガン演奏をも反映している。中田の楽譜には本人による演奏指示があり、当時の演奏事情を垣間見ることができる。本研究は彼らが所有していた楽譜群の保存状態を整え、アーカイブを作成することにより、今後の研究及び演奏にとって有用な資料として提供すると同時に、日本におけるパイプオルガン演奏の萌芽期にベルリンから何がもたらされ、どのように解釈されていったかを追求し、その演奏実態に迫る。 |