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基本情報
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| 氏名 | 藤田 典子 |
| 氏名(カナ) | フジタ ノリコ |
| 氏名(英語) | FUJITA Noriko |
| 所属 | 文学部 英語教育学科 |
| 職名 | 准教授 |
| researchmap研究者コード | |
| researchmap機関 |
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日本の内部労働市場においては、地域間の異動、すなわち「転勤」が、長期雇用を前提とした社員の育成や昇進のために、多くの企業で当然のものとされてきた。その実施は、「転勤の対象となるのは男性のみである」というジェンダー化された前提のもとで、しばしば自明視されている。家事や家庭内役割を担う女性は転勤を受け入れることができないとみなされ、その結果、本人の希望にかかわらず転勤の対象から外されるか、あるいは転勤を必要としない補助的な職位にとどめ置かれることが多い。このような転勤をめぐる性別役割分業は、日本の職場における女性の昇進を妨げるとともに、共働き夫婦が転勤を通じて双方のキャリアを成立させることを困難にしてきた。本稿は、こうした文化的かつジェンダー化された企業内転勤が、いかにして再生産され、また変容していくのか、そのプロセスを明らかにした。共働き夫婦・モデルを主流化するためには、企業内転勤を絶対的に必要なものとみなす労働市場の構造そのものを抜本的に変革する必要がある。