論文

基本情報

氏名 渡辺 京子
氏名(カナ) ワタナベ キョウコ
氏名(英語) WATANABE Kyoko
所属 農学部 生産農学科
職名 教授
researchmap研究者コード 1000189480
researchmap機関

題名

ビワ果実腐敗の病原Pestalotiopsis属菌の葉と花における潜在感染

単著・共著の別

共著

著者

原田 結衣, 野澤 俊介, 髙田 美輝, 小嶺 正敬, 内川 敬介, 渡辺 京子

担当区分

概要

長崎県においてPestalotiopsis属菌によるビワの果実腐敗が問題になっている.伝染源を明らかにするために無病徴の葉および花から本属菌を分離した.分離菌52菌株のビワの果実と葉に対する病原性を調査した結果,葉由来の分離菌10菌株と花由来の分離菌40菌株のうち19菌株が果実にのみ病原性を示した.また残りの14菌株は果実と葉に,2菌株は葉にのみ病原性を示し,5菌株は果実と葉に病原性を示さなかった.葉に対する病原性試験のみ実施した葉由来の分離菌2菌株も葉に病原性を示さなかった.これらの分離菌に既報のビワ分離菌を加えて分子系統解析を行った結果,3つのグループのPestalotiopsis属菌がビワの葉,花,腐敗果実に存在していることが明らかになった.一方で,菌株によって果実や葉に対する病原性の有無に一貫性がないことから,本属の分離菌の病原性は系統を反映しないことが明らかになった.また,複数の系統がビワの果実腐敗に関与しているものの,分離菌の分生子の形態が分子系統を反映していなかったため,種の同定に至らず,いずれもPestalotiopsis sp.に留めた.本研究によって果実に病原性を示す菌株は花だけではなく無病徴の葉にも潜在感染していることが明らかになった.

発表雑誌等の名称

日本植物病理学会報

出版社

92

2

開始ページ

96

終了ページ

発行又は発表の年月日

2026

査読の有無

有り

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

国際共著

国際共著していない

国際・国内誌

国内誌

ISSN

0031-9473

eISSN

1882-0484

ISBN

DOI

https://doi.org/10.3186/jjphytopath.92.96

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備考