デンマーク体操が培う⾝体性 ―「体つくり運動」における「デンマーク体操」の教育的意義への視座―
早野 曜子(日本体育大学大学院体育科学博士後期課程、自由学園) 三橋 綾子(玉川大学教育学部) 有川 愛弓(神村学園高等部) 松浦 早希(神戸市立友が丘中学校) 山田 恵子(自由学園)
本研究の目的は、デンマーク体操を通じて学習者がどのような身体性を獲得するか、またその中に日本の「からだづくり」にはない身体観が含まれているかを検討することである。 学生は仲間との体操を通じて、「からだづくり」の本質や美意識を身につけた。特にデンマーク体操に特有の美的感受性は、「からだづくり」運動には見られない要素である。 この美的感受性は知識としてではなく、身体を通した体験により育まれるものであり、他者との身体的共感や関係性の中で獲得される。こうした感性教育の視点を「からだづくり」に取り入れることで、より豊かな人間性を育む教育が可能となる。
日本体操学会 体操研究
日本体操学会
第18巻
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