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世界の高等教育機関と同様に、日本の大学でも非常勤講師が英語教育の大半を担っている。英語教員のウェルビーイングに対する関心が高まっているにもかかわらず(e.g., Herrera et al., 2023)、非常勤英語教員のウェルビーイングに関する研究はまだ少ない。 この進行中の質的事例研究において、私は概念的枠組みとしてブロンフェンブレンナー(2009)の生態学的モデルを用いている。データは、非常勤教師グループとの半構造化インタビュー、アンケート、教師のキャリアの視覚的年表によって作成され、主題分析によって分析された。その結果、不安定な労働条件や制度的支援の欠如といった、教師のウェルビーイングに悪影響を及ぼす要因が明らかになった。しかし、教師にはこれらの影響を緩和し、ウェルビーイングを向上させるための資源や対処戦略もある。最後に、これらの知見が教師のウェルビーイングの改善に与える影響について、今後の研究の方向性とともに考察する。 |