-米国フィラデルフィア郊外で生まれ育ち、現地校と日本人補習校に通いながら二言語環境で成長した。英語教育の現場で「英語のみ使用」を求められた経験から、学習者が持つ複数の言語資源が十分に活かされていない現状に問題意識を抱くようになった。
現在は、応用言語学および英語教育を専門とし、言語教師アイデンティティ(Language Teacher Identity)を主な研究関心としている。特に、日本の大学における非常勤英語教員を対象に、質的・縦断的研究を行っている。また、教師や学習者が持つマルチリンガリズムやWorld Englishesの視点が、授業実践、学習不安、アイデンティティ形成などにどのように関与するかに関心を有する。
また近年は日本手話の学習にも取り組んでおり、将来的には、日本手話学習者のアイデンティティや、ろう者が英語を学ぶ際に日本手話が果たす役割についても研究を進めたいと考えている。