|
|
基本情報
|
| 氏名 | 山田 深雪 |
| 氏名(カナ) | ヤマダ ミユキ |
| 氏名(英語) | YAMADA Miyuki |
| 所属 | 教育学部 教育学科 |
| 職名 | 教授 |
| researchmap研究者コード | B000360393 |
| researchmap機関 |
![]() |
本研究は,デンマークのフォルケスコーレ3校における国語(Dansk)の授業観察・インタビューをもとに,「四つのポジション(批判的な研究者・分析的な受信者・目標志向的創造者・責任ある参加者)」がいかに実践に具現化されているかを分析した。 成果として二点が明らかになった。第一に,ICT活用がデジタル操作スキルの習得にとどまらず,情報や他者と向き合う「学習者の姿勢の育成」として思想的に位置づけられている点である。この基盤は,デジタル・アナログを問わず一貫して機能していた。第二に,対話による「吟味」の実質化である。教師が正解を示さず問いを投げかけ続けることで多様な解釈が共存する場が生まれ,その背景にはグルントヴィの「生きたことば」の思想が息づいていた。 日本への示唆として,ICT活用を「ポジションの育成」と捉え直し,「共有」から「吟味」へと深化させる授業デザインの必要性が示された。