本研究は,山形県X高等学校における教育旅行と連動したキャリア教育(CAS:Ⅰ自己理解・Ⅱ交流・Ⅲ発展)の7年間(2018~2024)の実践を,年次アンケートと教員インタビューで検討した。肯定評価は一貫して高く、近年はⅠ・Ⅲで上位評価が上昇、Ⅱは高位安定、2020年はオンラインの制約が示唆された。今後は縦断的追跡と評価標準化により,体系的な事前・事後学習を一体的に設計・運用することと、旅を契機とした学びの行動化を持続させる。また,他校展開に向けて教員体制の標準化とデータ共有の仕組み化を提案し,本事例の実践知を共有する。